あの夏、わたしはキミに恋をした。
3年生
*
「離れちゃったね…」
「うん…」
4月始業式、遥と2人でクラス発表をみにいった。
1.2年と同じクラスだった遥とは違うクラスになってしまった。
「かなしい…」
正直悲しかった。遥以上に仲いい人なんていなかったから。
「でもお互い同じクラスにはなれたね」
「うん、それはうれしいけど」
そのかわり、遥は巧くんと、わたしは大輝と同じクラスになった。
それは逆に1.2年生ではなかったことなので、うれしい。
「まあクラス離れても一緒にお弁当食べたりはできるし。わたし桃菜のお母さんの卵焼き食べに絶対いくから」
「ええ、それ狙いなの?」
「冗談。クラス離れても親友なのに変わりはないしね」
「そうだね」
幸いなことに修学旅行という一大行事は2年生のときにあったし、3年生はどちらかというと受験モードになるからそういう意味では2年生のときに遥と同じクラスでよかったと思う。
「じゃあ、また連絡するね!」
「うん」
遥とバイバイして教室へと入る。
「離れちゃったね…」
「うん…」
4月始業式、遥と2人でクラス発表をみにいった。
1.2年と同じクラスだった遥とは違うクラスになってしまった。
「かなしい…」
正直悲しかった。遥以上に仲いい人なんていなかったから。
「でもお互い同じクラスにはなれたね」
「うん、それはうれしいけど」
そのかわり、遥は巧くんと、わたしは大輝と同じクラスになった。
それは逆に1.2年生ではなかったことなので、うれしい。
「まあクラス離れても一緒にお弁当食べたりはできるし。わたし桃菜のお母さんの卵焼き食べに絶対いくから」
「ええ、それ狙いなの?」
「冗談。クラス離れても親友なのに変わりはないしね」
「そうだね」
幸いなことに修学旅行という一大行事は2年生のときにあったし、3年生はどちらかというと受験モードになるからそういう意味では2年生のときに遥と同じクラスでよかったと思う。
「じゃあ、また連絡するね!」
「うん」
遥とバイバイして教室へと入る。