最低なのに恋をした
「俺が狙いならなぜ俺を狙わない」

専務が私の言葉を無視し、女性に話しかけた。
そんなの相手の思う壺だと私は止めに入る。

「専務」
専務と女性の間に入り専務をガードしようとするも専務にかわされてしまう。

「海斗が私を無視するから」

「悪かった」

「私の事、わかる?」

「すまないが、わからない」

専務のその言葉にその女の表情が怒りに満ちた物に変わる。

「ゆるさない、ゆるさないから」

大声で怒鳴は声がロビーに響き渡った。

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