転生したのは乙女ゲームの世界でした
親友エレナと再会

今日は、親友のお家に遊びに来ています。

彼女は幼い頃から病弱で静養の為に
母方の祖父母に預けられていて
体調も良くなったので、先日
4年振りに帰って来ました。

彼女は
エレナ・ウィストン侯爵令嬢 12歳 150cm
栗色髪(肩下)、茶色の瞳、綺麗な顔立ち

かなりの美少女。私の自慢の親友で幼馴染でもあります。

会うのも4年振りなので嬉しいです。

「エレナ久しぶり。もう体調は大丈夫なの?」

「えぇ、良くなったから帰って来たの」

「それなら良かった。ずっと心配だったから、また会えて嬉しい」

「シャロンありがとう。私も会えて嬉しいわ。相変わらず可愛い」と言って抱きしめられました。

昔もよく抱きしめられてたような。
そう思っていると

「シャロン、婚約のこと聞いたわ。おめでとう。好きな人と婚約出来て良かったわね」と笑顔で言ってくれました。

「エレナありがとう。本当に嬉しいよ」

「はい、婚約祝いのプレゼントよ。受け取って開けてみて」

プレゼント用意してくれてたなんて嬉しい。

箱を開けると中には、花柄のスカーフが入っていました。

うん、すごく可愛い!

「エレナ、スカーフ嬉しい。どうもありがとう」

「喜んでもらえて良かったわ」

「エレナは婚約しないの?」

「私はまだ、しなくていいかなと思ってるの。両親も婚約は、いつでもいいって言ってくれてるし」

「そっか、出来るなら好きな人としてほしいな。エレナ綺麗だし、すぐに良い人見つかると思うけど」

「私、綺麗じゃないけどね・・・。でも、やっぱり好きな人と婚約したいわ」

自分のことわかってない、天然さんです。
綺麗なのに自覚がないの。

「好きな人出来たら教えてね」

「うん」

エレナが好きになる人って、どんな人なんだろう。今後が楽しみだ。

「エレナ、今度、一緒に買い物に行かない?欲しいものがあるの」

「いいわね。久しぶりに行きましょう」

この後も、たくさんお喋りしてから、次に会う日を決めてエレナと別れて帰宅しました。

すごく楽しかったです。
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