地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
「でもそんな家の人がどうして総長なんてやってるの?」
そのあたしの質問に梅内さんは少し考えこんだ。
「うーん、どこから説明するべきか……」
その間にあたしはゲットしたコッペパンにジャムをつけて一口食べた。
うん、やっぱりジャムはイチゴジャムだね。
反対側に座っている奏は半分取られたからか少しムスッとしながらバターをつけて食べていた。
いや、あんたあたしのコッペパン全部食べちゃったじゃない。
あ、でもバターもいいな。次はバター付けてみよう。
「……」
「ん? どうしたの?」
考え込んでいたはずの梅内さんが黙ってあたし達を見つめている。
「……いや、仲いいね、二人とも。やっぱり双子だから?」
突然の質問にあたしと奏は顔を見合わせて目をパチクリ。
「……まあ、仲悪いわけじゃないとは思うけど」
「普通の兄妹と同じだと思うよ?」
ケンカだってするし。
っていうかさっきモロにケンカしてたじゃない。
質問の意味が分からなくて奏と二人首を傾げる。
そんなあたしたちを見て梅内さんは「やっぱり仲良いよ」と笑った。
「で、話を戻すけど……えーっと、いいとこのお坊ちゃんがどうして総長やってるかってことだったよね」
そのあたしの質問に梅内さんは少し考えこんだ。
「うーん、どこから説明するべきか……」
その間にあたしはゲットしたコッペパンにジャムをつけて一口食べた。
うん、やっぱりジャムはイチゴジャムだね。
反対側に座っている奏は半分取られたからか少しムスッとしながらバターをつけて食べていた。
いや、あんたあたしのコッペパン全部食べちゃったじゃない。
あ、でもバターもいいな。次はバター付けてみよう。
「……」
「ん? どうしたの?」
考え込んでいたはずの梅内さんが黙ってあたし達を見つめている。
「……いや、仲いいね、二人とも。やっぱり双子だから?」
突然の質問にあたしと奏は顔を見合わせて目をパチクリ。
「……まあ、仲悪いわけじゃないとは思うけど」
「普通の兄妹と同じだと思うよ?」
ケンカだってするし。
っていうかさっきモロにケンカしてたじゃない。
質問の意味が分からなくて奏と二人首を傾げる。
そんなあたしたちを見て梅内さんは「やっぱり仲良いよ」と笑った。
「で、話を戻すけど……えーっと、いいとこのお坊ちゃんがどうして総長やってるかってことだったよね」