地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
生徒会からのお誘い
……順調に、始まって行ってると思う。
「星宮さん、生徒会に入ってみないかい?」
「へ?」
そう提案されたのは、生徒会のテーブルでお昼ごはんを食べていたときだった。
いつも通りすみれ先輩に「可愛い」とか「きゅわわん」とか言われながら食事をしていると、向かい側の生徒会長である坂本先輩に言われたんだ。
「何やら色々とよろしくないことがあったみたいだね? しかもこうして君に二階席で昼食を取らせているのも原因の一つだったみたいで……すまなかったね」
申し訳なさそうに言っているけれど、何をいまさらといった気分だ。
その色々とよろしくないことは結局自力で解決させたし、まだ不満を持つ人はいそうだけれど宮根先輩みたいに味方も増えた。
そんな状況で今更謝られても……。
「一応解決はしたみたいだけれど、まだ不満を持っている生徒はいるだろう? だから、逆手を取って君がここで昼食を取っても問題ないようにすれば良いんじゃないかと思ってね」
「それが、生徒会に入るってことですか?」
「ああ」
「……」
逆に二階席で昼食を取るのを止めるとはならないんだろうか……?
そんな疑問を目でうったえてみたけど、笑顔で押し切られる。
「星宮さん、生徒会に入ってみないかい?」
「へ?」
そう提案されたのは、生徒会のテーブルでお昼ごはんを食べていたときだった。
いつも通りすみれ先輩に「可愛い」とか「きゅわわん」とか言われながら食事をしていると、向かい側の生徒会長である坂本先輩に言われたんだ。
「何やら色々とよろしくないことがあったみたいだね? しかもこうして君に二階席で昼食を取らせているのも原因の一つだったみたいで……すまなかったね」
申し訳なさそうに言っているけれど、何をいまさらといった気分だ。
その色々とよろしくないことは結局自力で解決させたし、まだ不満を持つ人はいそうだけれど宮根先輩みたいに味方も増えた。
そんな状況で今更謝られても……。
「一応解決はしたみたいだけれど、まだ不満を持っている生徒はいるだろう? だから、逆手を取って君がここで昼食を取っても問題ないようにすれば良いんじゃないかと思ってね」
「それが、生徒会に入るってことですか?」
「ああ」
「……」
逆に二階席で昼食を取るのを止めるとはならないんだろうか……?
そんな疑問を目でうったえてみたけど、笑顔で押し切られる。