地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
……。
…………。
そんなまさか、って笑ったあたし。
でも、本当にフラグを立てちゃってたみたい。
「丁度三人ずつだしよぉ、良いじゃねぇか」
「待ち合わせ? それって女の子?」
「え? 男女一組? じゃあ良いじゃん、数は合うし」
「……」
この間とは別の人だけど、数も二人から三人に増えている。
しかもなんだかしつこそうだ。
これはこの間と同じ方法は使えないな。
「どうしよっか?」
「取り敢えず行くぞ、三人とも困ってる」
「そうだね」
三人とも気が弱いタイプでは無いから流されそうになることは無いみたいだったけれど、明らかに困っていた。
美来達早く来てよーって顔してる。
「みんなー、待たせてごめんね!」
大きめの声を掛けて近づくと、男達もあたし達に気づく。
あたしと奏の姿を見たそいつらはあからさまに「はんっ」と鼻で笑う。
えーえー、どうせ地味ですよー。
面倒なナンパ男達にどう思われようと構わないので、心の中であしらった。
「お待たせ。みんな行こうか」
奏も男達のことは気にせず……というより無視して、しのぶの手を取って歩き出す。
だからあたしも香と奈々の背中を押して「行こう行こう」と男達から離そうとする。
…………。
そんなまさか、って笑ったあたし。
でも、本当にフラグを立てちゃってたみたい。
「丁度三人ずつだしよぉ、良いじゃねぇか」
「待ち合わせ? それって女の子?」
「え? 男女一組? じゃあ良いじゃん、数は合うし」
「……」
この間とは別の人だけど、数も二人から三人に増えている。
しかもなんだかしつこそうだ。
これはこの間と同じ方法は使えないな。
「どうしよっか?」
「取り敢えず行くぞ、三人とも困ってる」
「そうだね」
三人とも気が弱いタイプでは無いから流されそうになることは無いみたいだったけれど、明らかに困っていた。
美来達早く来てよーって顔してる。
「みんなー、待たせてごめんね!」
大きめの声を掛けて近づくと、男達もあたし達に気づく。
あたしと奏の姿を見たそいつらはあからさまに「はんっ」と鼻で笑う。
えーえー、どうせ地味ですよー。
面倒なナンパ男達にどう思われようと構わないので、心の中であしらった。
「お待たせ。みんな行こうか」
奏も男達のことは気にせず……というより無視して、しのぶの手を取って歩き出す。
だからあたしも香と奈々の背中を押して「行こう行こう」と男達から離そうとする。