地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
なんか、目がゴロゴロする。
ゴミでも入ったのかコンタクトがおかしくなったのか。
違和感に耐え切れなくなってきた。
ちょっと化粧台で見てみよう。
そう思って近くにいたしのぶに断りを入れて一人トイレに向かう。
目薬を持ってきておけば良かったけれど、いつも入れている学校用のカバンに入れっぱなしにして来てしまった。
化粧台の鏡の前で眼鏡を取って、違和感のある左目をよく見てみる。
ゴミが入ってるって感じはしないんだけど……。
もしかしてコンタクト裏になってたかな?
パッと見大丈夫だとは思ったけれど、一度取ってみることにした。
しっかりと手を洗ってから左目のカラコンを取る。
人差し指の腹に置いて裏表を確認してたんだけど……。
ポロッ
「え? あ!」
落ちないようにしていたつもりだったのに、コンタクトは無情にも指から落ちて行ってしまう。
しかも土足で出入りされているトイレの床に……。
「…………」
信じたくなくてしばらく床に落ちたコンタクトを見て固まってしまった。
しかも間の悪いことに――。
「美来ー? 目の様子どう? あたしの目薬で良ければ貸そうか?」
と、しのぶが入ってきた。
ゴミでも入ったのかコンタクトがおかしくなったのか。
違和感に耐え切れなくなってきた。
ちょっと化粧台で見てみよう。
そう思って近くにいたしのぶに断りを入れて一人トイレに向かう。
目薬を持ってきておけば良かったけれど、いつも入れている学校用のカバンに入れっぱなしにして来てしまった。
化粧台の鏡の前で眼鏡を取って、違和感のある左目をよく見てみる。
ゴミが入ってるって感じはしないんだけど……。
もしかしてコンタクト裏になってたかな?
パッと見大丈夫だとは思ったけれど、一度取ってみることにした。
しっかりと手を洗ってから左目のカラコンを取る。
人差し指の腹に置いて裏表を確認してたんだけど……。
ポロッ
「え? あ!」
落ちないようにしていたつもりだったのに、コンタクトは無情にも指から落ちて行ってしまう。
しかも土足で出入りされているトイレの床に……。
「…………」
信じたくなくてしばらく床に落ちたコンタクトを見て固まってしまった。
しかも間の悪いことに――。
「美来ー? 目の様子どう? あたしの目薬で良ければ貸そうか?」
と、しのぶが入ってきた。