地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
文化祭準備
秘密の共有
……どうしよう、この状況についていけない。
昼休み、いつも通り美味しい食堂のご飯に舌鼓を打って満足していた。
そうしたら、明人くんと勇人くんに「用事があるからちょっとついて来てくれるか?」と言われてひと気のない空き教室に連れて来られたんだ。
ひと気のないってところがあまりいい感じはしなかったけど、二人が変なことをするとは思えないし、何の用事なんだろうと不思議に思いながらついて来た。
すると部屋の中には先に奏がいて、用事というのをなんとなく察する。
一昨日の今日だから、きっとあたしの正体が《かぐや姫》だと久保くん含め三人に知られてしまったことを話すのかな? って。
バラさないでくれるって約束は一昨日してくれたし、ある程度の説明はした。
でもまだまだ疑問はあるだろうし、あたし達に聞きたいことでもあって呼び出したのかな? って。
でも、キッチリドアを閉めても何かを話す様子がない。
「ちょっと待ってくれよ? まだ久保も来るから」
どうしたのかと思うあたしに、勇人くんが教えてくれる。
久保くんも来るというなら納得だ。
みんなで聞きたいことがあるってことなんだろう。
そう思いつつ、じゃあ何で食堂から一緒に来なかったのかな? と疑問が残った。
昼休み、いつも通り美味しい食堂のご飯に舌鼓を打って満足していた。
そうしたら、明人くんと勇人くんに「用事があるからちょっとついて来てくれるか?」と言われてひと気のない空き教室に連れて来られたんだ。
ひと気のないってところがあまりいい感じはしなかったけど、二人が変なことをするとは思えないし、何の用事なんだろうと不思議に思いながらついて来た。
すると部屋の中には先に奏がいて、用事というのをなんとなく察する。
一昨日の今日だから、きっとあたしの正体が《かぐや姫》だと久保くん含め三人に知られてしまったことを話すのかな? って。
バラさないでくれるって約束は一昨日してくれたし、ある程度の説明はした。
でもまだまだ疑問はあるだろうし、あたし達に聞きたいことでもあって呼び出したのかな? って。
でも、キッチリドアを閉めても何かを話す様子がない。
「ちょっと待ってくれよ? まだ久保も来るから」
どうしたのかと思うあたしに、勇人くんが教えてくれる。
久保くんも来るというなら納得だ。
みんなで聞きたいことがあるってことなんだろう。
そう思いつつ、じゃあ何で食堂から一緒に来なかったのかな? と疑問が残った。