地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
「ああ、ちょっとあの生徒会長に色々聞きたいことがあってな」
「色々?」
「そ。まあ美来も聞いておいた方がいいだろうし、あとでな」
「ふーん……」
でも、話をする時間ってとれるのかな?
坂本先輩、かなり忙しいみたいだけれど。
相槌を打ちながらもそんな風に考える。
でも、生徒会室に行って坂本先輩に奏が話があると言うと、案外あっさりOKしてくれた。
「この書類を書き終えたら行くから、隣の会議室で待っていてくれないかな?」
やっぱり忙しそうなのに、いつもの王子様スマイルでそう言っていた。
「美来さんも。今は持って行ってもらう資料とかもないし、隣でお兄さんと待っていてくれないかな?」
「え? いいんですか? 書類整理とか出来ますよ?」
「いいから」
と言う坂本先輩の笑顔に圧を感じ、あたしも会議室に行くことになった。
他にも忙しそうにしている生徒会メンバーに申し訳なく思いながら、あたしは奏と一緒に隣の会議室へと向かった。
ここの会議室では一応飲食も出来る状態になっていて、生徒会の人たちが差し入れなどをもらったときにここで食べるようになっている。
そのため小さいけれど冷蔵庫も置いてあって、飲み物が常備されている。
「色々?」
「そ。まあ美来も聞いておいた方がいいだろうし、あとでな」
「ふーん……」
でも、話をする時間ってとれるのかな?
坂本先輩、かなり忙しいみたいだけれど。
相槌を打ちながらもそんな風に考える。
でも、生徒会室に行って坂本先輩に奏が話があると言うと、案外あっさりOKしてくれた。
「この書類を書き終えたら行くから、隣の会議室で待っていてくれないかな?」
やっぱり忙しそうなのに、いつもの王子様スマイルでそう言っていた。
「美来さんも。今は持って行ってもらう資料とかもないし、隣でお兄さんと待っていてくれないかな?」
「え? いいんですか? 書類整理とか出来ますよ?」
「いいから」
と言う坂本先輩の笑顔に圧を感じ、あたしも会議室に行くことになった。
他にも忙しそうにしている生徒会メンバーに申し訳なく思いながら、あたしは奏と一緒に隣の会議室へと向かった。
ここの会議室では一応飲食も出来る状態になっていて、生徒会の人たちが差し入れなどをもらったときにここで食べるようになっている。
そのため小さいけれど冷蔵庫も置いてあって、飲み物が常備されている。