地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
フレンチトーストは昨日から仕込んでいたし、ラタトゥイユやサラダもつけて朝からしっかり野菜を取れるようにもした。
カリカリベーコンとキウイフルーツもつけて、栄養バランスも量も丁度良いくらいに出来たと思う。
「ん~~~!」
早速フレンチトーストを口に入れた美来ちゃんは目をキラキラさせて頬を紅潮させる。
あーホント可愛い。
「美味しいです! 外はカリッとしているのに中はしっとりふわふわで……甘さと一緒にあるバターの香りと塩気が抜群です!」
「やー、本当に嬉しいこと言ってくれるよね。頑張った甲斐があったなぁ」
本当、この笑顔と誉め言葉があればどんな苦労も報われると思えた。
そんな風にほのぼのと朝の時間を過ごしていると、朝食の席に珍しく銀星が現れる。
朝は弱くて食べないことの方が多いのに、珍しいな?
なんて思っていた俺は、こっちに近づいてきて美来ちゃんの前に膝まづいた銀星にギョッとする。
お互い畳に座っているから目線は同じだけど、銀星が相手を敬うような姿勢を見せるなんて……。
何だ? 天変地異の前触れか⁉ 明日嵐が来るんじゃないだろうな?
大げさだけど、それくらい驚いた。
カリカリベーコンとキウイフルーツもつけて、栄養バランスも量も丁度良いくらいに出来たと思う。
「ん~~~!」
早速フレンチトーストを口に入れた美来ちゃんは目をキラキラさせて頬を紅潮させる。
あーホント可愛い。
「美味しいです! 外はカリッとしているのに中はしっとりふわふわで……甘さと一緒にあるバターの香りと塩気が抜群です!」
「やー、本当に嬉しいこと言ってくれるよね。頑張った甲斐があったなぁ」
本当、この笑顔と誉め言葉があればどんな苦労も報われると思えた。
そんな風にほのぼのと朝の時間を過ごしていると、朝食の席に珍しく銀星が現れる。
朝は弱くて食べないことの方が多いのに、珍しいな?
なんて思っていた俺は、こっちに近づいてきて美来ちゃんの前に膝まづいた銀星にギョッとする。
お互い畳に座っているから目線は同じだけど、銀星が相手を敬うような姿勢を見せるなんて……。
何だ? 天変地異の前触れか⁉ 明日嵐が来るんじゃないだろうな?
大げさだけど、それくらい驚いた。