地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
黒幕
パーティー当日は朝からみんなソワソワしていた。
イベント前の独特な雰囲気に、あたしもワクワクする気持ちが治まらない。
とはいえ、午前中は普段通りに授業を受けなければないためお昼になる頃にはそのソワソワもほど良く落ち着いていた。
昼食はあまり会話らしい会話もせず、みんな早めに終わらせる。
この二階席で食べている人は、生徒会や《月帝》、《星劉》以外の人もみんな仮装するみたいだったから。
「じゃあ、生徒会メンバーは後ほど会議室の方で。僕たちは今日はどちらかというと楽しむ側だから、気楽にいこう」
坂本先輩はそう言って王子様スマイルを浮かべた。
今日に限ってはうさん臭さを感じないから、心から思っていることだと思う。
だからこそあたしも純粋に楽しそうだなって思った。
いったん教室に戻ってカバンなどの荷物を持って会議室に集合だ。
幹人くんとは朝にちょっと話せただけであまりゆっくり時間を取れなかったけれど、着替えてしまえば一緒に校内を回ったりも出来そうだから早く教室から荷物を取って来よう。
イベント前の独特な雰囲気に、あたしもワクワクする気持ちが治まらない。
とはいえ、午前中は普段通りに授業を受けなければないためお昼になる頃にはそのソワソワもほど良く落ち着いていた。
昼食はあまり会話らしい会話もせず、みんな早めに終わらせる。
この二階席で食べている人は、生徒会や《月帝》、《星劉》以外の人もみんな仮装するみたいだったから。
「じゃあ、生徒会メンバーは後ほど会議室の方で。僕たちは今日はどちらかというと楽しむ側だから、気楽にいこう」
坂本先輩はそう言って王子様スマイルを浮かべた。
今日に限ってはうさん臭さを感じないから、心から思っていることだと思う。
だからこそあたしも純粋に楽しそうだなって思った。
いったん教室に戻ってカバンなどの荷物を持って会議室に集合だ。
幹人くんとは朝にちょっと話せただけであまりゆっくり時間を取れなかったけれど、着替えてしまえば一緒に校内を回ったりも出来そうだから早く教室から荷物を取って来よう。