角松 ヤエ 30歳 OL
もう1個ちなみに・・これと同じ理論で、
独りでご飯屋さんに行った時、
カウンター席の隣の人がクチャクチャ音を立てながら食べる人だった時も、
“超生命体トランスフォーマーの隣に座ってしまった”と表現している。
ペチャクチャとか、クチャクチャとか、とにかく映画館にもご飯屋さんにも超生命体トラ・・・
「ヤエさん。“超生命体トランスフォーマー”って長いので、もう少し短い言い方に変えますか?」
「あ、じゃあ“新世紀エヴァンゲリオン”っていうのはどうですか?」
「ヤエさん、長さ的にはあんまり変わってないです。」
お互いの麺をクルクルしながら、話題はああいう人達の新しい呼び方について。
私とサチコさんは、
こういうどうでもいい話題が大好き。
“あだ名”というか“通り名”をいちいち付けるのが大好き。
「ヤエさん、“選ばれし者”っていうのはどうですか?」
「う~ん・・なんかカッコ良くて悔しいですね。
もうちょっとダサい感じにしたいです。」
「・・・・・ヤエさん。
とりあえず超生命体トランスフォーマーと新世紀エヴァンゲリオンが好きな人達に謝ったほうがいいですよ。」
「あ!“黒綿棒”はどうですか?」
「ヤエさん、あ~なるほど・・。綿棒は“白”が一般的だからその逆って事ですね?」
今日から超生命体トランスフォーマーが黒綿棒に変わったところで怒りも収まってきたので、
肝心の映画の内容へと話を移・・・
・・・と思ったら、
「ヤエさん、私は2日に1回やってますよ。」
「え!?すごいですね。
私はハッと思い立つまで放置ですよ。」
「ヤエさん、意外と汚いからこまめにやったほうがいいですよ。」
「でも人に見られる事ってあんまりないですよね?」
「ヤエさん、でも大きいのが取れたら気持ち良いですよ。」
「そういえば・・私1ヶ月ぐらいしてないかも。
今日帰ったらやってみます。」
2人で麺をクルクルしながら、
【耳掃除】の話題で盛り上がった(^◇^;)
第2話 完