角松 ヤエ 30歳 OL


「それでさ~!やっぱり最近の子はAKB48より乃木坂46のほうが好きな子が多くてさ~!」


「へ~、でも私も、もうAKB誰が残ってるか知らないですもん。」


「欅坂46は平手ちゃんが脱退してから急に失速しちゃったしさ~。」


「あ~あれですか、山本彩ちゃんが卒業したNMBみたいな感じですか?」


仙道さんは、息子さんの影響でアイドルにもハマってるオジサン。


特にAKBが大好きで、よくライブに行った話とか、握手会で起きた珍事件を面白おかしく話してくれる。


最初に渡される雑誌要らずの、
とにかく私と一緒でおしゃべり好き。


髪をスタイリングしてもらう間、

お互い主導権を交換しあいながら、
話題は尽きない。


「でもやっぱりもっと頑張ってほしいのはSKE48だよ~。オレたちの地元なんだからさ~。」


「W松井がいなくなって、
もっと頑張ってほしいですよね。」



・・・・・ただ・・この仙道さん・・


「ちなみにAKB48の最近のオレ推しの子はね。」



何故だか知らないけど・・・
必ず【グループ名をちゃんと言う】(^◇^;)


“AKB”とか“乃木坂”って言っても、
ちゃんと分かるのに・・

“AKB48”とか“乃木坂46”って、
数字も漏らさず口に出す(^◇^;)


別にあの子達が48人いようが46人いようが、
名前を知ってるのは数人なのに・・・


「やっぱあの子は絶対、
秋元に気に入られてると思うよ~!」


・・・そのくせ“秋元康”先生の事は、
“秋元”と馴れ馴れしく呼んでる、

ちょっと変わった竹野内豊だった(^◇^;)



















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