角松 ヤエ 30歳 OL


「ウフッ。じゃあカードで見ていきますね。」


出た・・!1年振りのタロットカード。

やたらとカッコいい絵柄が描かれているカードを先生が取りだした。


「ウフッ3束にカットしてください。」


「・・・はい。」


「・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・。」


桃園海 麻樹先生がカードを引いて机に並べていく。


相変わらず難解すぎて、
それぞれのカードが何を意味していて、

結局何枚目のどのカードに注目すべきなのか分からない(^◇^;)



「・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・。」


「あの・・先生・・?」


「・・Oh・・My・・God・・・。」



・・・・なんで急に英語・・?(^◇^;)



「え・・どうしたんですか?」


「・・・角松さん気をつけて・・。

あなたは近々・・【とんでもないトラブル】に巻き込まれてしまう。」


「え!!?」


「だけどもっと気をつけてほしいのは・・
その時、あなたの前に現れる男・・・。」


「もしかして運命の相手ですか・・!?」


「いいえ・・その人は残念ながら、
“意に決めたお相手がいる”男性。」


「なんだカノジョ持ちですか・・。

じゃあもしかして・・
ドロドロな愛憎劇の始まり・・!?」


「いいえ・・このカードを見て・・。」


「・・・?」

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