角松 ヤエ 30歳 OL
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「私はぜっっったい潔癖の方がマシです!
奢ってくれないなんて絶対ありえない!」
「ヤエさん、私は潔癖のほうが面倒くさいですね。」
30秒で掃除を終わらせて、
一応右手にホウキは持ったまま、
左手にカントリーマアムを持ったまま、
睡眠十分の2人と雑談を楽しむ(・∀・)
ただ、いつまでも更衣室に留まっているとサボってるのがバレるので、
名残惜しかったけど29分30秒で切り上げる。
「あ、もうこんな時間。」
腕時計をチラ見するとなんやかんやで時間が結構経ってる。
総務部お使い⇒大量シュレッダー
⇒ゴミ捨て⇒更衣室掃除
・・・うん、我ながら良いヒマの潰し方が出来た(・∀・)
なんやかんやで、あと20分弱で定時の鐘が鳴ろうとしている。
「塚本課長。戻りました。」
「ほーい。」
なんやかんやで・・カリナとのチャットを中断してから2時間以上は経ってるかな?
そういえば今さらだけど・・・
カリナに[課長に用事頼まれたから席外すね]と断りを入れるのを忘れていた。
2時間以上ぶりにデスクへと戻って、
デスクトップの電源をつけてチャット・・
「・・・・ん?」
<ヤエごめんって!(゚Д゚;)
まさかそんな悩むとは思わなくて~!>
2時間以上ぶりに開いたチャットの画面。
・・・・カリナがなんかすごい勢いで私に謝ってる(゚-゚)
「え・・待って待って・・。」
いや私はただ席を外してただけなのに・・
・・・・私は一体何に【2時間以上悩んでる】と思われてるの(^◇^;)
第6話 完