訳あり無表情少女と一途な旦那 〜異世界編〜
数秒後、パンッと光が弾け反射的に顔を庇う
腕を下げ、栞を見ると髪が金色になってる
「し、栞?」
「姉…さん?」
栞が俺達を振り返ると左目だけだった赤が、両目に
! この姿は…っ!?
「ふむ その姿こそが我々の知っているシオリだ」
「!?」
今までで2回、この姿を見たが…
やっと謎が解けたぜ
「ワシの事は思い出したか?」
栞は王に向き
「はい、思い出しました。ですが、いくつか問題が…」
「何だ?」
「お父様は勿論、ソルや国民の顔と名前は思い出したんですが…、それだけなんです」
「…そうか。まあ、それだけでも良い
他には?」
「もう1つは、この姿ですが…」
「む?」
「元の姿に戻ってもいいでしょうか?」
「…ふむ、慣れぬか?」
「……、はい」
「良いぞ。どんな姿でもシオリはシオリだ」
「ありがとうございます」
栞が目を瞑ると、赤と金が混ざった光が栞を覆い
金色の髪が黒に戻っていく
腕を下げ、栞を見ると髪が金色になってる
「し、栞?」
「姉…さん?」
栞が俺達を振り返ると左目だけだった赤が、両目に
! この姿は…っ!?
「ふむ その姿こそが我々の知っているシオリだ」
「!?」
今までで2回、この姿を見たが…
やっと謎が解けたぜ
「ワシの事は思い出したか?」
栞は王に向き
「はい、思い出しました。ですが、いくつか問題が…」
「何だ?」
「お父様は勿論、ソルや国民の顔と名前は思い出したんですが…、それだけなんです」
「…そうか。まあ、それだけでも良い
他には?」
「もう1つは、この姿ですが…」
「む?」
「元の姿に戻ってもいいでしょうか?」
「…ふむ、慣れぬか?」
「……、はい」
「良いぞ。どんな姿でもシオリはシオリだ」
「ありがとうございます」
栞が目を瞑ると、赤と金が混ざった光が栞を覆い
金色の髪が黒に戻っていく