訳あり無表情少女と一途な旦那 〜異世界編〜
でも、末裔って
「もしかして、コイツの一族は…」
「はい。ラルフ殿が唯一の生き残りの様です」
「生き残り…」
「はい、話はそこまで」
栞が漸く立ち上がる
「今探ってみたところ、全ての属性が使えるみたいです」
「そうか、それは良かった
どうだ?この世界に来たばかりだ、今日は街を散策してはどうだ?
ソルも同行しろ」
「承知しました」
確かに、この世界に来てから城内で動いてばかりで街を見てない
栞が振り向いて、俺達を見る
頷き返すと栞は王に向き
「では、行ってきます」
「うむ、気を付けてな」
〔お供します!〕
ラルフは尻尾をブンッブンッ振ってる
「なら、ラルフはもう少し小さくなって。肩に乗れる位に」
〔承知!〕
ラルフは、ポンッと煙に包まれたと思ったら
ちょこんと床にお尻を付けた状態で座ってる
子犬サイズ…可愛いな、おい
「おいで」
栞が呼べば
ラルフは肩に乗った
「姉さん、重くない?」
「大丈夫、殆ど重さは無いから」
「もしかして、コイツの一族は…」
「はい。ラルフ殿が唯一の生き残りの様です」
「生き残り…」
「はい、話はそこまで」
栞が漸く立ち上がる
「今探ってみたところ、全ての属性が使えるみたいです」
「そうか、それは良かった
どうだ?この世界に来たばかりだ、今日は街を散策してはどうだ?
ソルも同行しろ」
「承知しました」
確かに、この世界に来てから城内で動いてばかりで街を見てない
栞が振り向いて、俺達を見る
頷き返すと栞は王に向き
「では、行ってきます」
「うむ、気を付けてな」
〔お供します!〕
ラルフは尻尾をブンッブンッ振ってる
「なら、ラルフはもう少し小さくなって。肩に乗れる位に」
〔承知!〕
ラルフは、ポンッと煙に包まれたと思ったら
ちょこんと床にお尻を付けた状態で座ってる
子犬サイズ…可愛いな、おい
「おいで」
栞が呼べば
ラルフは肩に乗った
「姉さん、重くない?」
「大丈夫、殆ど重さは無いから」