訳あり無表情少女と一途な旦那 〜異世界編〜
部屋を出ると
「「「シオリ様!!」」」
行きの時とは打って変わって兵士や城で働いてる人が集まってる
栞は微笑んで
「皆、久し振り」
「少しでも記憶が戻られてるんですね!良かったぁ!」
「俺の事も覚えてますか!?」
「私の事も!?」
栞は1人1人と丁寧に話してる
「貴方方がシオリ様と一緒に来られた、弟君のシオン様と旦那様のレン様ですね!?」
「「は、はい」」
俺達の事まで、もう情報が広まってるのか
「「ぜひ異世界での生活を教えて下さい!」」
全員がキラキラとした眼差しで俺達を見る
「え、え…っと」
紫音と目を合わせ、どうすればいいか困惑する
「皆、落ち着いて」
栞が助け舟を出してくれた
「紫音と蓮もそうだけど、私も…、まだこっちに来たばかりだから
頭の整理がついてないの
それに、今から街を見に行くつもりだから
話はまた今度でもいいかな?」
栞が微笑みながら首をコテンと傾げる
それを見た人達は
「「シ、シオリ様…っ!!!」」
男の人は鼻を抑えて、女の人はホウッと恍惚な表情で
「分かりました!行ってらっしゃいませ!!」
「ありがと、行こ」
栞の後を歩く
チラッと後ろを振り向くと、未だに見てる人達
栞に聞こえない様に
「…姉さんって」
「ああ。これから色々と大変そうだな」
お互いに苦笑い
「今度、国王かソルさんにこっちでの姉さんの話聞いてみようよ」
「そうだな」
歩いてたら、城の門前まで来てる
「「「シオリ様!!」」」
行きの時とは打って変わって兵士や城で働いてる人が集まってる
栞は微笑んで
「皆、久し振り」
「少しでも記憶が戻られてるんですね!良かったぁ!」
「俺の事も覚えてますか!?」
「私の事も!?」
栞は1人1人と丁寧に話してる
「貴方方がシオリ様と一緒に来られた、弟君のシオン様と旦那様のレン様ですね!?」
「「は、はい」」
俺達の事まで、もう情報が広まってるのか
「「ぜひ異世界での生活を教えて下さい!」」
全員がキラキラとした眼差しで俺達を見る
「え、え…っと」
紫音と目を合わせ、どうすればいいか困惑する
「皆、落ち着いて」
栞が助け舟を出してくれた
「紫音と蓮もそうだけど、私も…、まだこっちに来たばかりだから
頭の整理がついてないの
それに、今から街を見に行くつもりだから
話はまた今度でもいいかな?」
栞が微笑みながら首をコテンと傾げる
それを見た人達は
「「シ、シオリ様…っ!!!」」
男の人は鼻を抑えて、女の人はホウッと恍惚な表情で
「分かりました!行ってらっしゃいませ!!」
「ありがと、行こ」
栞の後を歩く
チラッと後ろを振り向くと、未だに見てる人達
栞に聞こえない様に
「…姉さんって」
「ああ。これから色々と大変そうだな」
お互いに苦笑い
「今度、国王かソルさんにこっちでの姉さんの話聞いてみようよ」
「そうだな」
歩いてたら、城の門前まで来てる