怖い病気、君はいくつ知ってる?
4、コタール症候群
リー「最後に紹介するのはコタール症候群だヨ」

私「カタール?」

透「それは国だ!」

すぐり「タール?」

透「それはタバコの有害物質!」

和香「コタール症候群は1880年、フランスの神経学者によって発見された病気のことですよ」

玲奈「歩く死体症候群と別名で呼ばれているな」

私「歩く死体!?ゾンビじゃない!」

すぐり「怖いですよ!どういう病気なんですか?」

リー「この病気は、すでに自分は死んでいる、存在しない、腐敗している、血液や内臓を失っているという妄想的信念を抱いてしまう病気なんだヨ。死んでいると思い込んでいるから、食事や睡眠など生きるために必要な行動を取らなくなり、墓地に通い詰めるようになるんだネ」

私「生命維持活動ができなくなるなんてヤバくない?あと、何で墓地に行くの?」

和香「この病気にかかった人は、自分が死んでいると思い込んでいるため、死者を自分の家族や仲間のように認識するんです」
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