囚われて、逃げられない
「可愛い…野々……」
「はぁはぁ……泰氏く…」
「ずっとこのままでいたいなぁ…
繋がったまま……野々の中にいたい…
離れたくないなぁ…」
野々花を組み敷いたまま、額と額を合わせた泰氏。
「泰氏くん…瞳、綺麗だね……
凄く澄んでて…綺麗…」
「野々の瞳は、ちょっと茶色い?」
「うん、色素が薄いの…」
泰氏が野々花の目元にキスをした。
「フフ…くすぐったいよ……」
「フフ…気持ちいい?」
「うん…」
そう言って、更に泰氏に抱きつく。
「……っつ…」
顔を歪める、泰氏。
「ん?泰氏くん?どうしたの?」
「ん?大丈夫だよ。気にしないで?」
「え?でも……」
「引っ掻かれたとこが、痛んだだけだよ」
「引っ掻か…?
━━━━━━!!!まさか!私!!?」
「大丈夫だよ?俺にすがってって言ったの、俺だし……!」
「ご、ごめん!!ごめんね!!
どうしよう……どこ?引っ掻いたとこ!」
「大丈夫だよ」
「ダメだよ!?見せて?」
「うーん。背中だから見せるには一度、野々の中から出て、離れなきゃいけないでしょ?
だから、やだ!」
それからしばらく抱き合って、お風呂に移動して浴槽に入ってる二人。
「背中、見せて?」
と、野々花が言って確認する。
「え…!?
ごめんね、かなり引っ掻いてるみたい。
痛いよね?お風呂上がったら、消毒しなきゃ!」
「………じゃあ…野々が消毒して?」
「え?」
「舐めて、消毒して?」
「あ…うん……」
そして優しく傷を舐める。
「フフ…」
「ん?痛い?」
「少し…でも、幸せ…!!
ねぇ、今度はキスしよ?」
そう言って、また貪るようにキスをしたのだった。
「はぁはぁ……泰氏く…」
「ずっとこのままでいたいなぁ…
繋がったまま……野々の中にいたい…
離れたくないなぁ…」
野々花を組み敷いたまま、額と額を合わせた泰氏。
「泰氏くん…瞳、綺麗だね……
凄く澄んでて…綺麗…」
「野々の瞳は、ちょっと茶色い?」
「うん、色素が薄いの…」
泰氏が野々花の目元にキスをした。
「フフ…くすぐったいよ……」
「フフ…気持ちいい?」
「うん…」
そう言って、更に泰氏に抱きつく。
「……っつ…」
顔を歪める、泰氏。
「ん?泰氏くん?どうしたの?」
「ん?大丈夫だよ。気にしないで?」
「え?でも……」
「引っ掻かれたとこが、痛んだだけだよ」
「引っ掻か…?
━━━━━━!!!まさか!私!!?」
「大丈夫だよ?俺にすがってって言ったの、俺だし……!」
「ご、ごめん!!ごめんね!!
どうしよう……どこ?引っ掻いたとこ!」
「大丈夫だよ」
「ダメだよ!?見せて?」
「うーん。背中だから見せるには一度、野々の中から出て、離れなきゃいけないでしょ?
だから、やだ!」
それからしばらく抱き合って、お風呂に移動して浴槽に入ってる二人。
「背中、見せて?」
と、野々花が言って確認する。
「え…!?
ごめんね、かなり引っ掻いてるみたい。
痛いよね?お風呂上がったら、消毒しなきゃ!」
「………じゃあ…野々が消毒して?」
「え?」
「舐めて、消毒して?」
「あ…うん……」
そして優しく傷を舐める。
「フフ…」
「ん?痛い?」
「少し…でも、幸せ…!!
ねぇ、今度はキスしよ?」
そう言って、また貪るようにキスをしたのだった。