エリート脳外科医ドクターは痺れるほどの愛を注ぎ込みたい。 〜セフレですが、両想いです。〜
「早く行ったほうがいいんじゃないですか。前も無視して怒ってましたよ」
「嫌いなんだよなぁ」
嫌々言っている佐倉先生を強制的に送り出した。
「美波ちゃんありがとう……もう少しあるから先に帰っていいよ」
「待ってるよ。私とモーニング行こうよ、“あのこと”も聞きたいし」
「うん、分かった」
「じゃあ、更衣室に先に行ってるね」
美波ちゃんと話を一旦終了させて、カルテ整理を終わらせる。
パソコンをログアウトをして更衣室に向かった。更衣室では美波ちゃんが着替え終えスマホを弄っていた。
「お待たせっ、ごめんね」
「全然いいよー」
私は、事務服のジャンパースカートとブラウスを脱ぐとピスタチオカラーのワンピースに着替えをして美波ちゃんと一緒に病院を出た。