私の婚約者には好きな人がいる
「ふっ、あ」
舌を絡め、体をなであげ、声をあげさせた。
「昨日、抱いたせいで体が敏感になってるな」
「そ、そんなっ、こと、言わないで」
太ももを指でなぞられただけで、ぞわぞわした感触が沸き上がり肩を掴んだ。
どれだけ私を誘惑するのだろう。
この人は。
「残念だが、今日は二人で行くところがあるからな」
体を離され、ホッとして緊張を解いた。
お土産のテディベアをトートバッグからだすと、中から四角い小さな箱が出てきた。
「これ」
「お土産だ」
赤い箱を開けると銀色に輝く指輪が現れた。
大きなダイヤモンドがキラキラとしていて、思わず、ぱたんと箱を閉じた。
「おい」
「こんな高そうなもの身につけれません」
「馬鹿なこと言うな!」
「落としたりしたら、大変ですよ!」
「また買ってやるから。気にするな。ほら、手を出せ」
箱を奪い取り、中から指輪を取り出すと、指にはめた。
「ぴったりだな」
満足そうに微笑んだ。
「さて。行くか」
舌を絡め、体をなであげ、声をあげさせた。
「昨日、抱いたせいで体が敏感になってるな」
「そ、そんなっ、こと、言わないで」
太ももを指でなぞられただけで、ぞわぞわした感触が沸き上がり肩を掴んだ。
どれだけ私を誘惑するのだろう。
この人は。
「残念だが、今日は二人で行くところがあるからな」
体を離され、ホッとして緊張を解いた。
お土産のテディベアをトートバッグからだすと、中から四角い小さな箱が出てきた。
「これ」
「お土産だ」
赤い箱を開けると銀色に輝く指輪が現れた。
大きなダイヤモンドがキラキラとしていて、思わず、ぱたんと箱を閉じた。
「おい」
「こんな高そうなもの身につけれません」
「馬鹿なこと言うな!」
「落としたりしたら、大変ですよ!」
「また買ってやるから。気にするな。ほら、手を出せ」
箱を奪い取り、中から指輪を取り出すと、指にはめた。
「ぴったりだな」
満足そうに微笑んだ。
「さて。行くか」