鍵使い物語

あの状態から逃げるのは不可能だと思うのだ。

助けに入って、その時マモリもその人物を見かけていたのだから…


不思議だねぇと、警察官にいわれて、その方々に感謝を述べられ家にそれぞれかえり、翌日。


いつも通り、学校へふたりでむかうと、校門が何やら騒がしい。

「あ、ミツキとマモリくんおはー!スッゴい人がくるらしいよ!!」
と、クラスメイトのひとりが教えてくれた。

レッドカーペットが校門から真ん中に敷かれて校門前にはリムジンがとまっていた。
その中から、二人でてきてその周りにはガードマンがおり、

「アテリア王国の王子様、姫様の…姫様がいない!?」
ガードマン達が騒ぎはじめて


「きゃ!?」
ミツキ、校門のほうにいたはずなのに、学校の裏庭のほうに移動していた。


「いきなり、ごめんなさい…デス」
少し片言?な女の子が鍵をミツキの前に見せて立っており
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