お嬢様は恋したい!
※
「どの部屋がいい?」
ラブホテルの入口で部屋を選ぶなんて、恥ずかしくてどこでもいいから早く決めて欲しい。
「どこでもいいです。」
「じゃあ、これでいいか。」
「慣れてますね。」
平気な顔で部屋のボタンを押し、私を促す鈴木主任の顔を見て思わず言ってしまった。
「いや、慣れてないし。こういうとこ来んの。学生時代以来だし。」
少し顔が赤いのは、酔っているせい?
それとも…
「ほら部屋行くぞ。」
「は、はい。」
案内のランプを頼りに入った部屋は、天蓋付きベッドのあるお姫様みたいな部屋だった。
「なんかかわいいですね。」
「いかにもってとこよりいいだろ。」
ボロアパートの香だと夢みたいな部屋なんだけど、香子の部屋はこんな感じだから、香子に戻っても鈴木主任といられると錯覚しそう。
「気に入らなかったか。」
「そんな事ないです。」
「それとも勢いでここに来た事を後悔しているのか。嫌ならはっきり言え。今ならまだ引き返せるぞ。ちゃんと付き合って、段階踏んで…」
「それ以上言わないで。今ここであなたに抱かれたいです。」
「あとで文句言うなよ。」
噛み付くようなキスをされた。
そのままベッドに押し倒されて、舌を絡ますようにキスをしたまま服を脱がされ、気がつくと下着だけにされていた。
「きれいだ。」
ほぉっとため息をつくようにそう言われて、途端に恥ずかしくなる。
一応かわいい感じのセットとは言え、プチプラのだし。
「や、そんな…」
「隠すな。」
私の両手を左手で頭の上で縫いとめるように押さえると右手でつーっと脇に指を滑らせる。
「ん…」
「気持ちいいか?香の気持ちいいところを探していくから嫌なら言えよ。」
あなたに触られるだけで幸せなんです。
「どの部屋がいい?」
ラブホテルの入口で部屋を選ぶなんて、恥ずかしくてどこでもいいから早く決めて欲しい。
「どこでもいいです。」
「じゃあ、これでいいか。」
「慣れてますね。」
平気な顔で部屋のボタンを押し、私を促す鈴木主任の顔を見て思わず言ってしまった。
「いや、慣れてないし。こういうとこ来んの。学生時代以来だし。」
少し顔が赤いのは、酔っているせい?
それとも…
「ほら部屋行くぞ。」
「は、はい。」
案内のランプを頼りに入った部屋は、天蓋付きベッドのあるお姫様みたいな部屋だった。
「なんかかわいいですね。」
「いかにもってとこよりいいだろ。」
ボロアパートの香だと夢みたいな部屋なんだけど、香子の部屋はこんな感じだから、香子に戻っても鈴木主任といられると錯覚しそう。
「気に入らなかったか。」
「そんな事ないです。」
「それとも勢いでここに来た事を後悔しているのか。嫌ならはっきり言え。今ならまだ引き返せるぞ。ちゃんと付き合って、段階踏んで…」
「それ以上言わないで。今ここであなたに抱かれたいです。」
「あとで文句言うなよ。」
噛み付くようなキスをされた。
そのままベッドに押し倒されて、舌を絡ますようにキスをしたまま服を脱がされ、気がつくと下着だけにされていた。
「きれいだ。」
ほぉっとため息をつくようにそう言われて、途端に恥ずかしくなる。
一応かわいい感じのセットとは言え、プチプラのだし。
「や、そんな…」
「隠すな。」
私の両手を左手で頭の上で縫いとめるように押さえると右手でつーっと脇に指を滑らせる。
「ん…」
「気持ちいいか?香の気持ちいいところを探していくから嫌なら言えよ。」
あなたに触られるだけで幸せなんです。