お嬢様は恋したい!
第13章
「ん…」
部屋の明るさに目が覚めた。
背中にはがっしりとした体躯の一誠さんのぬくもりを感じて、昨夜のことを思い出し、一人で赤くなる。
「一誠さん、大好き…」
眠る旦那様にそっと告げて起きあがろうとしてたが、腕を引っ張られ、ベッドというか一誠さんの胸の中に逆戻りしていた。
「一誠さんっ。」
「おはよ、香子。」
「そろそろ起きないと。」
「大丈夫。チェックアウトは12時だし、俺の体力まだあるし、ゴムも充分残っているから。」
「え、まだするの?」
「久しぶりだからと言うより香子だから?いくら抱いても抱きたりない。」
「やだっ」
抵抗しているようで、実は嬉しいと思っている事バレてないかな?
下から見上げるように一誠さんを見つめると、目の前の人は、何もかもお見通しと言った余裕のある笑みを浮かべて言った。
「いただきます。」
じゃれたり、キスしたりしつつも何回かして…
美味しいと噂の朝食を食べる時間がなくなったのは、残念だったけど幸せな気分でホテルを後にし、一叶が待つ家に帰ってきた。
「ただいま。」
「おかえり。」
一叶を抱いた秀介さんが出迎えてくれると
「秀介、留守番ありがとな。」
一誠さんが、満面の笑みで一叶を引き取り、大泣きされた。
それでもこの日以来、一誠さんの中で秀介さんの友達ランキングがかなり上がったようだ。
理由は、私と秀介さんが何もなかったと分かったからしか考えられない。
「秀介、また香子と出かける時は一叶の子守頼むな。」
「一誠、俺だって仕事もあるし、プライベートな用事だって…」
秀介さんの抵抗は、一誠さんには効かないらしい。
「いいじゃないか。一叶とふたりでらぶらぶで過ごせば。」
「俺はロリコンじゃない!なんで幼児とふたりきりでらぶらぶになるんだよ。お前、頭がお花畑か?」
その言葉がブーメランになって返ってくるまで、あと○年。
部屋の明るさに目が覚めた。
背中にはがっしりとした体躯の一誠さんのぬくもりを感じて、昨夜のことを思い出し、一人で赤くなる。
「一誠さん、大好き…」
眠る旦那様にそっと告げて起きあがろうとしてたが、腕を引っ張られ、ベッドというか一誠さんの胸の中に逆戻りしていた。
「一誠さんっ。」
「おはよ、香子。」
「そろそろ起きないと。」
「大丈夫。チェックアウトは12時だし、俺の体力まだあるし、ゴムも充分残っているから。」
「え、まだするの?」
「久しぶりだからと言うより香子だから?いくら抱いても抱きたりない。」
「やだっ」
抵抗しているようで、実は嬉しいと思っている事バレてないかな?
下から見上げるように一誠さんを見つめると、目の前の人は、何もかもお見通しと言った余裕のある笑みを浮かべて言った。
「いただきます。」
じゃれたり、キスしたりしつつも何回かして…
美味しいと噂の朝食を食べる時間がなくなったのは、残念だったけど幸せな気分でホテルを後にし、一叶が待つ家に帰ってきた。
「ただいま。」
「おかえり。」
一叶を抱いた秀介さんが出迎えてくれると
「秀介、留守番ありがとな。」
一誠さんが、満面の笑みで一叶を引き取り、大泣きされた。
それでもこの日以来、一誠さんの中で秀介さんの友達ランキングがかなり上がったようだ。
理由は、私と秀介さんが何もなかったと分かったからしか考えられない。
「秀介、また香子と出かける時は一叶の子守頼むな。」
「一誠、俺だって仕事もあるし、プライベートな用事だって…」
秀介さんの抵抗は、一誠さんには効かないらしい。
「いいじゃないか。一叶とふたりでらぶらぶで過ごせば。」
「俺はロリコンじゃない!なんで幼児とふたりきりでらぶらぶになるんだよ。お前、頭がお花畑か?」
その言葉がブーメランになって返ってくるまで、あと○年。