人生の相棒~運命の人は突然に現れる~
「えっ!?」
その中にいた人物に見覚えがあり、トーストとマグカップを落としそうになった。
ダダダッとテレビの前に寄ると、画面にかじりつくようにして見つめた。
「マジか…」
見間違いではないかと思った。
「中でも最も注目を集めているのは、結成3年目で初の決勝戦進出を果たしたコンビ『ブルースパイラル』です」
アナウンサーがそう言ったのと同時に、彼らのプロフィールが画面に表示された。
「ボケの京橋孝太(キョウハシコウタ)さんとツッコミの岸里龍太郎(キシノサトリュウタロウ)さんは、高校時代からの同級生で…」
彼らの説明をしているアナウンサーの声は耳に入らなかった。
その間に、おそろいの青い千鳥格子柄のスーツを身に着けて漫才をしている彼らの映像が出てきた。
その中にいた人物に見覚えがあり、トーストとマグカップを落としそうになった。
ダダダッとテレビの前に寄ると、画面にかじりつくようにして見つめた。
「マジか…」
見間違いではないかと思った。
「中でも最も注目を集めているのは、結成3年目で初の決勝戦進出を果たしたコンビ『ブルースパイラル』です」
アナウンサーがそう言ったのと同時に、彼らのプロフィールが画面に表示された。
「ボケの京橋孝太(キョウハシコウタ)さんとツッコミの岸里龍太郎(キシノサトリュウタロウ)さんは、高校時代からの同級生で…」
彼らの説明をしているアナウンサーの声は耳に入らなかった。
その間に、おそろいの青い千鳥格子柄のスーツを身に着けて漫才をしている彼らの映像が出てきた。