人生の相棒~運命の人は突然に現れる~
2*ゆく年くる年
『漫才グランプリ』当日を迎えた。
「始まった始まった」
家事を全て終わらせて入浴も済ませた私は、炭酸水を片手にソファーに腰を下ろした。
テーブルのうえに並んでいるのはスーパーマーケットで買ってきたお惣菜だ。
明日は仕事なのでお酒じゃなくて炭酸水で気分を出した。
司会者と7人の審査員の紹介が終わると、今日の午後に行われていた敗者復活戦からの出場コンビが1組発表された。
これで10組の出場コンビがそろった。
「それでは最初のコンビから発表します!」
司会者がおみくじの箱のようなそれを下に向けてガラガラと揺らしたら、中身が出てきた。
その中身を取り出すと、カメラに向けた。
「最初は、このコンビです!」
よかった、まだ『ブルースパイラル』じゃない。
「始まった始まった」
家事を全て終わらせて入浴も済ませた私は、炭酸水を片手にソファーに腰を下ろした。
テーブルのうえに並んでいるのはスーパーマーケットで買ってきたお惣菜だ。
明日は仕事なのでお酒じゃなくて炭酸水で気分を出した。
司会者と7人の審査員の紹介が終わると、今日の午後に行われていた敗者復活戦からの出場コンビが1組発表された。
これで10組の出場コンビがそろった。
「それでは最初のコンビから発表します!」
司会者がおみくじの箱のようなそれを下に向けてガラガラと揺らしたら、中身が出てきた。
その中身を取り出すと、カメラに向けた。
「最初は、このコンビです!」
よかった、まだ『ブルースパイラル』じゃない。