追体験アプリ
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朝目が覚めると頭がやけにスッキリしていて、私はベッドの上で上半身を起こして首をかしげた。
高校に入学してからは毎日のように朝頭が重たくて、体もだるくてなかなか家から出ることができない日々を送っていた。
こうしてスッキリとしているのは本当に久しぶりのことだった。
「昨日なにかあったんだっけ?」
変わったことでもあったかと記憶をたどってみるけれど、思い出すのは相変わらず嫌な記憶ばかりだったので途中でやめておいた。
特に変哲のない毎日でもこうしていい朝を迎えることができるということかな。
そう思ってスマホで時間を確認してみると、見知らぬ画面が表示されていて手を止めた。
「なにこれ?」
眠っている間に手でもあたったのかもしれない。
自分の寝相の悪さを思って苦笑いを浮かべる。
とにかく画面を戻そうと思ってタップしてみるが、画面は切り替わらない。
「やだ、またフリーズかな?」
購入して2年が過ぎたスマホは最近動きが鈍くて、度々画面が動かなくなるときがあった。
今回もそれだろうと思って一度電源を落とそうとするが、それもできないことに気がついた。
高校に入学してからは毎日のように朝頭が重たくて、体もだるくてなかなか家から出ることができない日々を送っていた。
こうしてスッキリとしているのは本当に久しぶりのことだった。
「昨日なにかあったんだっけ?」
変わったことでもあったかと記憶をたどってみるけれど、思い出すのは相変わらず嫌な記憶ばかりだったので途中でやめておいた。
特に変哲のない毎日でもこうしていい朝を迎えることができるということかな。
そう思ってスマホで時間を確認してみると、見知らぬ画面が表示されていて手を止めた。
「なにこれ?」
眠っている間に手でもあたったのかもしれない。
自分の寝相の悪さを思って苦笑いを浮かべる。
とにかく画面を戻そうと思ってタップしてみるが、画面は切り替わらない。
「やだ、またフリーズかな?」
購入して2年が過ぎたスマホは最近動きが鈍くて、度々画面が動かなくなるときがあった。
今回もそれだろうと思って一度電源を落とそうとするが、それもできないことに気がついた。