優しさで花を咲かせたら。
.*゜+.゜-*。゜・.*゜+.゜-*。゜・.*゜+.゜-*。゜・.*゜+.゜-*。゜・



「花蓮、一緒に帰ろー!!」

「うん!!」



入学式も終わり、車を呼んでいると椎那と来夢がこちらへ来た。




「ねぇ花蓮、今日入学式も終わったことだしさ、行きに見つけたカフェ行かない??超美味しそうだったっ!!」


「ごめんね、椎那。今日早く帰らなくちゃいけなくて…」



早く帰らなければ、父と母に怒られそうだ。


今日は振り返りという名のお説教もあるし。怒りがいつもの3倍くらいあるから、流石に今日は寄り道できないだろう。




「そっか…。ごめんね、また今度行こ!!!」


「椎那が謝る必要ないよ〜。むしろ、こっちの事情で振り回しちゃってごめん…。来夢と2人で今日行ってきたら?お迎えも出すよ??」




今日は定期持ってきてないから電車では帰れないけど、車を出すくらいならできる。


「ううん、そこまでしてもらわなくても大丈夫!一緒に帰りたいし♪」

< 15 / 27 >

この作品をシェア

pagetop