君が私の世界を変えた
「それじゃあ、お前ら〜 6人で1グループ作れよ」
私が話を聞かずにボーッとしていたら、突然担任の先生がそう言った
はぁぁ…最悪だ
とりあえず、先生の所に行って欠席すると伝えてくるか……
席を立ち、先生の所に向かおうとしたら突然、手首を捕まえられた
「…え?」
ふと手首を捕まえた人の顔を見ようと振り返ったら…
「ねぇ、ゆーいなちゃん!オレ達のグループ入らない?」
……最悪だ、このクラスのムードメーカーに捕まってしまった
「えっと…望月さん、この手離してもらってもいい…?」
「おっとっと!コレはごめんごめん」
「あ、ううん…全然大丈夫だかr…」
「それで!結菜ちゃん、どう?入らない?てか、入ってほしい!!」
え?何、この人…凄くグイグイ来るんだけど
「そ、それはちょっと…後、先程結菜ちゃんって…」
「ん?ダメ?」
「ダメっていうか…あまり話した事ないのに、突然名前でちゃん付けされてビックリしたっていうか…」