君が私の世界を変えた
「あ、そっか!うーん…あ、なら“ゆいちゃん”にしよう!」

いや、殆どそれ変わってないし!

本当、何なの?この人…

「うん、ゆいちゃんがいいね!可愛いし」

そう言いながら、彼は私に笑顔を向ける

「は、はぁ…」

「え〜、ゆいちゃん!もっと笑顔見せてよ〜」

本当にやめてほしい…

「こ、これが精一杯なので…」

「そうかな〜?ゆいちゃんはもっと笑えると思うけど…まぁ、この話は後でにして!ゆいちゃん、修学旅行のグループ一緒になろう!」

はぁぁ…折角話逸らそうとしたのに

「な、なんで私?」

「オレら、後1人足りなくて!それで、ゆいちゃんはまだグループ組んでなさそうだったから!」

「は、はぁ…なら、私の他の子も空いている子いると思うので、その子を誘ったら?それに、私は行く気が…」

「オレはゆいちゃんがいいから言ってんの!」
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