私を唯一照らしてくれる光は君だったんだね。
「レイ、今日はどうだ?」

「今日は頭痛と目眩があるかな。遅刻で行く
よ。」

「そうか。レイ焦るなよ。家出る時は気をつけろよ。」

やっぱり優しいな。

こんな社会のお荷物みたいな私にも心配してくれる人、いるんだ。

私は"シロ"さんのことを信じてる。

あったことも無いのに、こんなに気をつかってくれるのは演技とは思えないからね。
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