私を唯一照らしてくれる光は君だったんだね。
「ねぇ!芽衣ちゃんっ」

声をかけられたことに驚いて白勢さんのこと凝視しちゃった。

「今来たっぽいけど、なんで?」

うわぁ。率直。素直。苦手。

「ん〜とね。病院行ってたの。喉痛くて。」

「え、そうなの!?大丈夫??」

「あ、うん。薬もらったし平気だよ。心配さ
てごめんね。」

そういうと白勢さんはキョトンとして、急に笑った。
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