私を唯一照らしてくれる光は君だったんだね。
芽衣ちゃんの叫び声に驚いてたら、急に後ろから低音の、でも優しそうな男の人の声が聞こえてきた。

「おい。芽衣なんで俺呼ばれたんだ」

「あ、そうそう麗。この人、私のお兄ちゃ
ん。麗は親友だから、一応紹介的な?」

「あ、お兄さんなんですね。東雲麗です。」

「芽衣の兄の白勢滝です。」

芽衣ちゃんのお兄さんは見た目はすごく怖そうだけど、喋り方とかはすごく優しそう。

「じゃあー。麗行こっか!またね、お兄ちゃ
ん!」
< 22 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop