スイーツは甘くなくちゃダメでしょ?
舞はレモンタルトの味を思い出し、頬を緩める。とても美味しかったので、帰りに家族のぶんも買って帰ろうかと考えていると、「じゃあそれを始めに食べようかな」と周が目を輝かせながら言う。その表情に、舞の胸がギュッと熱くなっていくのがわかった。
周を席に案内した後、舞の肩を店長である明日香(あすか)がニヤニヤしながら叩く。
「愛しの彼が来てくれたじゃな〜い。もっと話さなくていいの?」
「明日香さん!今、仕事中ですよ。それに愛しのって好きとかそう言うのでは……」
舞は否定したものの、顔が熱くなっていくのがわかる。それを見て明日香はさらにニヤニヤするのだ。
周はよくオススメのスイーツを聞いてきて、それがきっかけでスイーツ店が暇な時に少しずつ話すようになった。一番親しい常連客と言えるだろう。
周のことを舞は気になってはいるが、これが恋なのかと聞かれると答えに迷ってしまう。ただスイーツ店でたまに話すだけの関係が、恋と呼んでいいのかわからないのだ。
周を席に案内した後、舞の肩を店長である明日香(あすか)がニヤニヤしながら叩く。
「愛しの彼が来てくれたじゃな〜い。もっと話さなくていいの?」
「明日香さん!今、仕事中ですよ。それに愛しのって好きとかそう言うのでは……」
舞は否定したものの、顔が熱くなっていくのがわかる。それを見て明日香はさらにニヤニヤするのだ。
周はよくオススメのスイーツを聞いてきて、それがきっかけでスイーツ店が暇な時に少しずつ話すようになった。一番親しい常連客と言えるだろう。
周のことを舞は気になってはいるが、これが恋なのかと聞かれると答えに迷ってしまう。ただスイーツ店でたまに話すだけの関係が、恋と呼んでいいのかわからないのだ。