スイーツは甘くなくちゃダメでしょ?
そのお客さんを見た時、舞はいつものように笑えなかった。笑顔が固まってしまう。
そこにいたのは、ブランドの服に身を包んだ派手な男女五人だ。このスイーツ店の近くにある大学に通っているらしく一応このスイーツ店の常連客なのだが、舞はこの常連客をよく思っていなかった。何故ならーーー。
「ちょっと!早く注文聞いてよ!」
「ここの店員、ほんとトロイよな〜」
「バイト、もっとマシなの雇えないわけ?」
態度が悪く、舞が注文を聞こうにも聞けない勢いで捲し立ててくる。舞が何とか「ご、ご注文はどうなさいますか?」と聞くと、「決まってんだろ!」と男性が笑った。
「スイーツビュッフェコース、全員な!!」
「はい……かしこまりました……」
舞はため息をつきたくなるのを堪え、男性たちを席に案内する。正直、早くこの人たちに帰ってもらいたい。だが、お客さんのため強くは言えない。
ただ態度が悪いだけならまだ舞も我慢できる。しかし、スイーツが大好きな舞にとって彼らはありえない行動を取るから早く出て行ってほしいのだ。
そこにいたのは、ブランドの服に身を包んだ派手な男女五人だ。このスイーツ店の近くにある大学に通っているらしく一応このスイーツ店の常連客なのだが、舞はこの常連客をよく思っていなかった。何故ならーーー。
「ちょっと!早く注文聞いてよ!」
「ここの店員、ほんとトロイよな〜」
「バイト、もっとマシなの雇えないわけ?」
態度が悪く、舞が注文を聞こうにも聞けない勢いで捲し立ててくる。舞が何とか「ご、ご注文はどうなさいますか?」と聞くと、「決まってんだろ!」と男性が笑った。
「スイーツビュッフェコース、全員な!!」
「はい……かしこまりました……」
舞はため息をつきたくなるのを堪え、男性たちを席に案内する。正直、早くこの人たちに帰ってもらいたい。だが、お客さんのため強くは言えない。
ただ態度が悪いだけならまだ舞も我慢できる。しかし、スイーツが大好きな舞にとって彼らはありえない行動を取るから早く出て行ってほしいのだ。