【カルマ〜青春白書】1章完結
【サプライズ2】これほどまで 律儀で 素直で しっかりと前を向きながら 現実を強い気持ちで 捉えている、けっして顧問がいないからこうなったのではない、これはまさにこの子達の素質であり、力なのである
放送室へ移ると 目に飛び込んできたのは 飾られた歴代のサッカー部の 全体写真だった。
何枚かあるなかで 一枚だけ他とは違う写真がある。それはユニホームを来ていない、学生服の集合写真であった。
山田が その写真を気にしていると
和也→「先生、その写真はね、今年の春の区大会の写真だよ」
さらに謎が深まった。
聞きづらい状況に 察して入ってきたのは庄司。
「先輩達は、メンバーの一人の暴力沙汰のために大会に参加出来なかったんだよ。それも幽霊部員のせいでね」
山田は恥ずかしながら、この件に関してほとんど知らなかった。 ただ、顧問が不在になったことと 関係があることには 山田でもすぐに気付いた。
それにしてもあまり広いとは言えない放送室。
山田は思い出したように ¨朝練¨の事を聞いた。
山田→「東君から朝練の事聞いたんだけど、詳しく教えてもらえる?」
そういうと、庄司はかばんからすーっと¨朝練用¨と書いたファイルを取り出した。
そこには、AからDまでのプラン表が記入されていた。
庄司→「Aは基本パターンでランニング40周です。ようは⑧キロ走です。通常はこれを行います。Bはレギュラーのみ参加メニュー。主に試合前のメニューです。Cは下級生メニュー。新人戦やレギュラー組が試合の日にやります。Dは補習(笑)。成績の悪い生徒を和也が教えてます(笑)」
山田は茹で上がってしまった。あまりの凄さに創造力すら追い付かないのである。
山田→「新城くんが講師?ひぇ〜」
山田の戸惑いはよそに こぜまい空間で
和也と庄司は 二人だけのミーティングを始めた。 山田は サッカーに関して何を二人が話していようが もちろん理解出来るわけない。ただ 理解しようと聞き耳はたてている。 しばらく聞いていると、 部員の名前が 引っ切りなしに出てきた。
ん?・・・・・ん?
んん?
鈍感な山田にもはっきりわかる。彼らはサッカーに関する話しなど 全くしていないではないか!
山田→「ちょっとだけいい?いったい 何について話しをしてるの?」
放送室へ移ると 目に飛び込んできたのは 飾られた歴代のサッカー部の 全体写真だった。
何枚かあるなかで 一枚だけ他とは違う写真がある。それはユニホームを来ていない、学生服の集合写真であった。
山田が その写真を気にしていると
和也→「先生、その写真はね、今年の春の区大会の写真だよ」
さらに謎が深まった。
聞きづらい状況に 察して入ってきたのは庄司。
「先輩達は、メンバーの一人の暴力沙汰のために大会に参加出来なかったんだよ。それも幽霊部員のせいでね」
山田は恥ずかしながら、この件に関してほとんど知らなかった。 ただ、顧問が不在になったことと 関係があることには 山田でもすぐに気付いた。
それにしてもあまり広いとは言えない放送室。
山田は思い出したように ¨朝練¨の事を聞いた。
山田→「東君から朝練の事聞いたんだけど、詳しく教えてもらえる?」
そういうと、庄司はかばんからすーっと¨朝練用¨と書いたファイルを取り出した。
そこには、AからDまでのプラン表が記入されていた。
庄司→「Aは基本パターンでランニング40周です。ようは⑧キロ走です。通常はこれを行います。Bはレギュラーのみ参加メニュー。主に試合前のメニューです。Cは下級生メニュー。新人戦やレギュラー組が試合の日にやります。Dは補習(笑)。成績の悪い生徒を和也が教えてます(笑)」
山田は茹で上がってしまった。あまりの凄さに創造力すら追い付かないのである。
山田→「新城くんが講師?ひぇ〜」
山田の戸惑いはよそに こぜまい空間で
和也と庄司は 二人だけのミーティングを始めた。 山田は サッカーに関して何を二人が話していようが もちろん理解出来るわけない。ただ 理解しようと聞き耳はたてている。 しばらく聞いていると、 部員の名前が 引っ切りなしに出てきた。
ん?・・・・・ん?
んん?
鈍感な山田にもはっきりわかる。彼らはサッカーに関する話しなど 全くしていないではないか!
山田→「ちょっとだけいい?いったい 何について話しをしてるの?」