【カルマ〜青春白書】１章完結

【噂のにんきもん】”聞いただけ”の話しだが 根本的に”負け”のような 気持ちに追いやられた。なぜか悔しい。
−−−−−−−−−−−話しも進み、一段落したところで解散した和也は
例の”やまや”に向かった。
やまやでは清人が約束通りバスケ部のメンバーと 談笑していたが さすがに清人→「おせーぞ（怒）和也！」
当然だ。１時間以上待たされると誰でもこうなる。
和也→「悪い悪い、山田先生と庄ちゃんとミーティングしてたんだ」
さらっというと
清人→「えっ？なんで山田先生？あのべっぴんさんがなんで？」
和也→「実はね〜今日からサッカー部の臨時顧問だよ。」
清人→「なんだよ、まじかよ。うらやましいな〜。俺、山田ちゃんtypeだよ」
そう、山田は大学で準ミスをとったほどの”美貌”なのだ。
清人→「ところでさ、和也、おまえさぁ、ちょっとしたにんきもんだぞ」
清人は続ける。
清人→「昨日、小学同じだった 西田っていうブス女から電話あってさ、おまえのことが 二中で噂になってるらしいよ。実際、西田も 逢わせて〜、お願〜いなんていってきやがってよ〜。（怒）
和也→「なんだそれ？」
清人→「いやな〜、よくサッカー部さ〜 、うちで試合するだろ？相手方の ”応援団”ももちろんきてるだろ？ そこで お前いい意味で目立ってるらしいよ」
清人は さぞかしうらやましそうに 和也に 伝えた。