粗大ごみを拾ってしまった(恋する冥府の王・死神シリーズ2)
<加賀城との遭遇・11時>
コートを着たままの加賀城を上がらせ、リビングの椅子に座らせた。
電気ポットに水を入れて、すぐにお湯を沸かす。
何か温かい物を飲ませなくては。
体が冷えているだろうし、
顔色が悪い。
熱があるのかもしれない。
加賀城の前に、お茶とティッシュの箱を置くと、
すぐに体温計を探した。
「加賀城さん、熱ありますよね。
測ってもらえますか?」
ミイヤは体温計を、加賀城の目の前に置いた。
彼は本当にかったるそうに、体温計を取り、
ワイシャツの襟を緩めて、
なんとか脇の下に挟んだ。
かなりつらそうに見える。
ぴぴぴ・・・・
体温計のアラームが鳴った。
加賀城が体温計を机に置くとすぐに、
力なく机にうつぶせになってしまった。
「38度9分・・!」
ミイヤの頭はフル回転だ。
この粗大ゴミをどう扱うのか。
インフルエンザの可能性が高い・・
肺炎を、起こしかけているのかもしれない。
「お友達とか、知り合いの人で
すぐ来てくれる人いますか?」
彼女とかいればいいんだけど。
もしくは親とか、親戚とか・・
「頭・・痛い・・喉・・痛い」
コートを着たままの加賀城を上がらせ、リビングの椅子に座らせた。
電気ポットに水を入れて、すぐにお湯を沸かす。
何か温かい物を飲ませなくては。
体が冷えているだろうし、
顔色が悪い。
熱があるのかもしれない。
加賀城の前に、お茶とティッシュの箱を置くと、
すぐに体温計を探した。
「加賀城さん、熱ありますよね。
測ってもらえますか?」
ミイヤは体温計を、加賀城の目の前に置いた。
彼は本当にかったるそうに、体温計を取り、
ワイシャツの襟を緩めて、
なんとか脇の下に挟んだ。
かなりつらそうに見える。
ぴぴぴ・・・・
体温計のアラームが鳴った。
加賀城が体温計を机に置くとすぐに、
力なく机にうつぶせになってしまった。
「38度9分・・!」
ミイヤの頭はフル回転だ。
この粗大ゴミをどう扱うのか。
インフルエンザの可能性が高い・・
肺炎を、起こしかけているのかもしれない。
「お友達とか、知り合いの人で
すぐ来てくれる人いますか?」
彼女とかいればいいんだけど。
もしくは親とか、親戚とか・・
「頭・・痛い・・喉・・痛い」