粗大ごみを拾ってしまった(恋する冥府の王・死神シリーズ2)
ミイヤの部屋の鍵問題・24-27ページ
<上条ミイヤのマンション・帰宅・21時30分>
夜に帰宅した時、
部屋は真っ暗だった。
すでに
マンションの405と406のベランダには明かりがなく、
真っ暗なのが、道路脇から確認できた。
鍵を開けて
部屋の中を確認すると、
ハンガーにかけた加賀城の衣服もない。
手紙も眼鏡もなかった。
もちろん財布も。
ミイヤはほっとした。
そしてどっと気が抜けた。
次に寝室を開けた。
なんとか体裁をとりつくろったようにベッドが整えてあった。
クローゼットを開けると、
ハンガーに浴衣がかかっていた。
「あれ?・・」
置いておいたスペア鍵がない・・
ポストにもどこにもない・・
加賀城は、持って行ってしまったのか?
鍵を取り戻さねば・・
問題が一つ増えた。
「なんなのよっ、もう・・!!」
とりあえず、
枕カバーとシーツと毛布と
布団カバーを全部はずして、
洗濯機に突っ込んだ。
あいつの着ていた浴衣は・・
ああ・・クリーニングか・・
お金がかかる・・
ミイヤは頭を抱えた。
夜に帰宅した時、
部屋は真っ暗だった。
すでに
マンションの405と406のベランダには明かりがなく、
真っ暗なのが、道路脇から確認できた。
鍵を開けて
部屋の中を確認すると、
ハンガーにかけた加賀城の衣服もない。
手紙も眼鏡もなかった。
もちろん財布も。
ミイヤはほっとした。
そしてどっと気が抜けた。
次に寝室を開けた。
なんとか体裁をとりつくろったようにベッドが整えてあった。
クローゼットを開けると、
ハンガーに浴衣がかかっていた。
「あれ?・・」
置いておいたスペア鍵がない・・
ポストにもどこにもない・・
加賀城は、持って行ってしまったのか?
鍵を取り戻さねば・・
問題が一つ増えた。
「なんなのよっ、もう・・!!」
とりあえず、
枕カバーとシーツと毛布と
布団カバーを全部はずして、
洗濯機に突っ込んだ。
あいつの着ていた浴衣は・・
ああ・・クリーニングか・・
お金がかかる・・
ミイヤは頭を抱えた。