君に出会えて良かった
誰かに呼ばれているような気がして目を開けると、いつものように私の部屋に見慣れた制服を着ている幼なじみの魚田永都が私を呼んでいた。そっか朝がきたのかー、私が起きたのを確認するといつものようにリビングに向かう永都。そんな生活が私の何気ない日常だった。

ハアーーと、朝の怠さをよく表わしすような長いあくび
「よし!着替えて今日も頑張ろう!!」
気持ちを切り替えてササッと制服に着替えた

その後、朝ごはんを食べて何とか時間に間に合って今は、見慣れた通学路を永都と歩き同じ学校へ
向かっている

「あ!そう言えば、永都って今日部活ないよね??良かったら一緒に帰らない?」
どうせ、家も隣だし?世間では幼なじみ??的な関係だしねー
「いいよー、ここで待ち合わせな!バレるんじゃないぞー」
そう言って優しく頭を撫でてくれる永都に心地良さを感じた

学校の近くの公園に着くと、私を置いて走っていった永都。そんな姿を見てゆっくりと私も学校に向かった。
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