君に出会えて良かった

キーンコーンコーンコーン
一限を告げるチャイムと同時に先生が入ってきた。
「...。という訳で美化委員の相田と成田は放課後先生の所に来るように。以上！解散！！」
せっかく、永都と帰る約束をしていたのに帰られなくことを思うと、なにもやる気が出ない。

そして、お昼の時間になった。
レイちゃんと一緒にお弁当を食べるためリュックを開けるとピンクお弁当じゃなくて、青色のお弁当が入っている。
「あーー！！これ、永都のやつ！レイちゃん、ちょっと渡して来るから先食べてていいよー！」
やたら、ニコニコしてるレイちゃんを残して、永都のクラス3の1へ急いだ。
だんだんクラスに近ずくと、騒がしくなっていく。そして、その騒がしい教室が永都のクラスだった。そしてゆっくり扉を開けると、1人の美人な女の人が男女関係なく大勢の人囲まれていた。そして、朝レイちゃんが言っていた美人な転校生のことを思い出し 顔を見たくて近ずくと、誰かに腕を引っ張られそのまま連れ去られてく。でも、この相手が顔を見なくても分かってしまう私はどうかしているのかもしれなし。人けがなくなると、握られた手が離れ相手と向き合うようになった。やっぱり、永都じゃん
「お前なー3年は、危ないやつが多いから来るなっただろ！！」
久しぶりに永都が怒ったところをみて固まっていると、
「でも、お前だから何か用事があったんだろ？」
その言葉に、要件を思い出し
「あ！そうだ、今日委員会で一緒に帰えられなくなっちゃったから、先に帰っていいよ！あと、これ」左手に持っていたお弁当箱を差し出す。