I broke my fam...
えー?!

そう奥から声が聞こえて、出てきたあたしの顔を見た2人は、驚きを隠せないようだった。


そりゃそうだ、顔から血を流して立っていれば笑


『え、まじやばいって!大丈夫?』

「大丈夫でしょ!肉見えてないしょー?」

『バリバリ見えてるよ?』笑

ももちゃんとそんな会話をした記憶がある。


ももちゃんは、ギャル系だった。
学校に来たり来なかったり。
中学生になってもたまに会えば話しかけてくれて、大好きな先輩だった。


わたしは2年前と同じく、自転車で帰った。

帰ったあたしを見て、親は。。。


『なしたのそれー?!今すぐ病院いくよ!』


そのまますぐに病院へ。

その道中経緯を話した。

実は、親ははるちゃんの事をよく思っていなかった。
はるちゃんのお姉ちゃんと、わたしの兄が同級生だったから、
家庭事情とかも少しだけ知っていた。
おばあちゃんと暮らしていて、そのおばあちゃんがちょっと曲者だったのだ。

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