君の笑顔が見たくて〜僕たちの夏の恋物語〜
女子にも、男子にも優しい。


そんな事わかってるよ。


だけど…。


あの優しい顔や、叱るような厳しい目とか、

きっと、皆んなにも同じような気持ちで…


人を想える彼だから。


そんな、彼に魅力を感じて


きっと気になってしまうんだ。


なんで…


初めて知り合ったわたしにまで


優しいくできたりするの?


胸がザワザワして、ギュッと胸が締め付けられる。


何んなんだろ…この感覚。


これからは
カーテンは閉めたままでいることにした。


もう、中庭は見えないし…


私の特等席は、違う席にするしかないや。

ゆうきくんと居ると楽しくなるから
また、話したい。

そう思うけど、
嫌な気持ちなるのが…苦しくて・・・。


私は、新しい席を見つけるのに


テーブルを1つ1つ触りながら、どの席にしようか、


図書室をゆっくり歩きまわった。


 ̄ ̄トントン


図書室のドアを誰かがノックした。


私は、ドアの方に顔を向けた・・・




・・・・・・。


なんで?・・・彼が・・・いるの?…。




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