君の笑顔が見たくて〜僕たちの夏の恋物語〜
「天宮さんってゆうの?1年なんだ。
ゆうきとはどうゆう知り合いなの?
なんで、知り合いなの?」


まるで、警察が悪いことした人に
テレビで良くあるやつ・・・

尋問するような・・・。
そんな口調で聞いてきた。



「・・・えっ?・・・あっ・・・あの・・・私は・・・」

―――ゆうきくんとは・・・
いつから知り合いっ・・・て、・・・えっと・・・。


考えてみたら、良くわからない。
知らないうちに、知り合いみたいになってて・・・。

「天宮さんとは、ずっと前から知り合いだよなぁ〜。俺は、ずっと前から知ってたから」


ゆうきくんは、
普通に私を見て話してるけど?

―――・・・えっ?
ずっと前から?

私の心臓がトォクンと音をたてた。


―――冗談なのかも?


「何それ?ずっと前からって?幼なじみとか?」

凪紗さんは、ゆうきくんの事が好きなのかな?
私との関係をどーしても知りたい感じがする。

―――でも、・・・私とゆうきくんの関係?・・・
考えたら・・・私たちは、どんな関係なんだろ?

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