転生聖女の異世界スローライフ~奇跡の花を育てたら魔法騎士に溺愛されました~
「褒章として、王都魔法騎士全員に新しい剣を与える」
アルフォークはそれを聞いた時、ホッとした。
「有難き幸せにございます」
エクリードから聞いていた褒章とは内容がだいぶ違うが、アルフォークにとってはむしろ好都合だ。口元に笑みを浮かべて頭を垂れると、国王陛下はアルフォークを見て小さく頷いた。
「それともう一つ」
再び国王陛下が口を開いたのでアルフォークは慌てて口元を引き締めた。
「王都魔法騎士団を率いたそなたには伯爵位を与えよう。これからもわが国のために尽力するように」
「謹んでお受け致します」
アルフォークは再び頭を垂れた。再び顔を上げたときに、こちらを見つめて口の端を持ち上げるエクリードと目が合い、アルフォークも口元を綻ばせた。
アルフォークはそれを聞いた時、ホッとした。
「有難き幸せにございます」
エクリードから聞いていた褒章とは内容がだいぶ違うが、アルフォークにとってはむしろ好都合だ。口元に笑みを浮かべて頭を垂れると、国王陛下はアルフォークを見て小さく頷いた。
「それともう一つ」
再び国王陛下が口を開いたのでアルフォークは慌てて口元を引き締めた。
「王都魔法騎士団を率いたそなたには伯爵位を与えよう。これからもわが国のために尽力するように」
「謹んでお受け致します」
アルフォークは再び頭を垂れた。再び顔を上げたときに、こちらを見つめて口の端を持ち上げるエクリードと目が合い、アルフォークも口元を綻ばせた。