転生聖女の異世界スローライフ~奇跡の花を育てたら魔法騎士に溺愛されました~
「あー、俺も気になるから行く」
「はぁ?」とアルフォークが眉を寄せる。
「いやいや、一国の王子が何言ってるんですか? 駄目です」とルーエンもピシャリと断る。
「魔法騎士だって誤魔化すから平気だ」
「いや、駄目です」とアルフォークが断る。
「そうそう、駄目ですよ」とルーエンも頷いた。
「お前らが話を合わせれば大丈夫だろ?」
「無理ですね」とアルフォークは取り付く島もない。
「うんうん、無理だよ」とルーエンは援護射撃した。
二人から絶妙なコンビネーションで同行をお断りをされて、やっぱりこの二人出来てるんじゃないか? と眉を寄せたエクリード殿下だった。
独身美男子三人の花を囲んだお茶会は複数の侍女に目撃された。アルフォークの禁断の恋のお相手は実は王宮筆頭魔術師ルーエンと第二王子殿下の二人であり、二人にアルフォークは花を贈っていた。三人は合意の関係なのだと、まことしやかに囁かれるようになるのは、ごく自然な流れだったとか。
「はぁ?」とアルフォークが眉を寄せる。
「いやいや、一国の王子が何言ってるんですか? 駄目です」とルーエンもピシャリと断る。
「魔法騎士だって誤魔化すから平気だ」
「いや、駄目です」とアルフォークが断る。
「そうそう、駄目ですよ」とルーエンも頷いた。
「お前らが話を合わせれば大丈夫だろ?」
「無理ですね」とアルフォークは取り付く島もない。
「うんうん、無理だよ」とルーエンは援護射撃した。
二人から絶妙なコンビネーションで同行をお断りをされて、やっぱりこの二人出来てるんじゃないか? と眉を寄せたエクリード殿下だった。
独身美男子三人の花を囲んだお茶会は複数の侍女に目撃された。アルフォークの禁断の恋のお相手は実は王宮筆頭魔術師ルーエンと第二王子殿下の二人であり、二人にアルフォークは花を贈っていた。三人は合意の関係なのだと、まことしやかに囁かれるようになるのは、ごく自然な流れだったとか。