プレイボーイの 独占欲
玲「そうだった、君に話すことがあったのにずっと忘れてた」

俺の呟きで何かを思い出した様子の玲央先輩

華「結奈ちゃん待ってるからこんなとこで話してないで行こうよ〜」
華ちゃんが玲央先輩の手首を掴んで引っ張る

「…ッッ」
そんなの、見たくなかった

玲「やっぱり。ホントだったんだ」
苦笑いしながら言う玲央先輩

玲「華はね、俺の「ねぇ、早く手伝ってくんないー?」

玲央先輩の言葉が結奈の声に遮られる

華「今行くっ」
パタパタとスリッパの音を立てながら走っていった華ちゃん

去り際に「ごめん」とだけ苦笑いして言った玲央先輩は華ちゃんに引っ張られたまま一緒に行ってしまう

いや…どうしたらいいんだよ
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