プレイボーイの 独占欲
中庭から確認するといつものとこにもう来てる優輝

少し待つとすぐに華ちゃんがやってきた

華「待ちましたか?」
ハァハァと肩で息をしながら俺を見上げてくる

その無防備な姿に不本意に紅くなってしまう

「あのさ、俺と付き合ってくんね?」
平然を装いながら告ってみる

華「無理です、ごめんなさい。付き合えない」
無表情とも言えるクールな表情でお決まりの文句を言う華ちゃん



「だよね。それはサッカー部エースの玲央くんが居るから?」
予定してた台詞とは裏腹に出てきた言葉

これじゃまるで俺が嫉妬してるみてぇじゃん

華「え?玲央くん?」
不意をつかれると地声になるのか高い声に戻る

「そ。昨日泣いてたじゃん」
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