プレイボーイの 独占欲
華「それは...その」
あまり話題にしてほしくなかったのか言いにくそうにする

「俺なら泣かせねぇよ?」
甘い低音で囁くように言ってみるけど顔色一つ変えない華ちゃん

華「ちょっと喧嘩しただけですから」
プイッと顔を背ける


玲央先輩の話になるとこんな表情するとかムカつく...

「取りあえず友達からでもさ?」
平常心を意識して声をかけると手を差し出す

華「お友達ですか?...じゃあ、お名前を教えて貰っても?」

じっと目を見つめてくる


...って
「俺の名前知らねぇの?」
驚いて考えたことを口走る

華「だって昨日話したのが初めてですよね?」

まぁ確かにちゃんと会話したのは昨日が初めてだけど
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